給電部の製作方法解説
<完成図>
(A)1445mm 給電点 1445mm (B)
===================● ●================== 直径 8mm
| | 間隔は18mm
====================================== 直径 3mm
450mm
給電部分はベータ・マッチで作成します。ベータ・マッチですので、上の図の用にラジアルの真中で左右に(「(A)」と「(B)」に)別れます。この部分の工作が一番難しい所です。(^_^;)
それでは、作り方を順を追って説明していきます。まず左の写真は、完成した給電部です。
<組み立て図1>
給電部をバラバラにしてみました。上から、「BNCコネクター」「プラスチックケース W30 X H20 X D40 」「グラスファイバーの棒」「アルミパイプ」「エレメントクランプ」です。
それでは、製作方法です。
まず、アルミパイプの中にグラスファイバーの棒を入れます。これは、径さえ合えばグラスファイバーの棒でなくても構いません。(当然絶縁物でないといけませんが) アルミパイプ同士の間隔は5mmとします。
次に、熱収縮チューブを被せます。これは強度の補強とエレメントクランプとのすき間を補正する為に使用します。
<組み立て図2>
熱収縮チューブを被せて一本棒になったラジアルのエレメントに、給電用に2カ所穴を空けネジを通します。そして、エレメントクランプに差し込みます。
(左の写真を参照)
<組み立て図3>
次に、BNCコネクターをプラスチックケースに取り付けます。そして、それをクランプの上に重ねてネジ止めします。これで、給電部の完成です。
<組み立て図4>
完成した給電部を前から見た写真です。
後ろから見た写真です。
底から見た写真です。
<ショートバーの作成>
ショートバーの作成です。ショートバーは設営しやすように、太いパイプ側にはメガネクリップを付け、細いパイプ側はネジ止めします。(色々調整してみた結果、ショートバーの間隔は450mm固定でOKですので固定してしまっても問題ありません。)
作成方法としては、10mm X 20mm のアルミ板にメガネクリップと細いパイプを固定して完成です。