ロッドアンテナを使用した「超小型アンテナ?」 (^_^;)
を制作してみました。
アンテナ名称は「2エレCAX」です。正式には、「HB9CVタイプの2エ
レ位相給電タイプ」と言うのが正しいのかな?。このアンテナの技術的詳細は、
モービルハム 91年10月号(HB9CVの改良型CAXアンテナについて)、同
92年4月号(究極のHB9CV型アンテナ)に詳しく書いてあります。(説明は2
4MHzのアンテナでしていますが・・・・・)
製作にあたっては、7L1UGC(鈴木さん)がこのアンテナの6m用を別冊
CQ ham radio 移動運用ハンドブックの 140ページで紹介していましたのでこれを
参考にしながら作成しました。(写真入りでとっても解りやすく解説しています)
主要な材料としては ロッド・アンテナ 4本 8D−FB用M型コネクター 6個 M型レセプタクル 7個 プラスチックケース 2個 12Φ・6Φのアルミ管 1本 などで、全体図としては下記の用になります 2エレCAXアンテナ ← 1/2λ X 0.98 → -------------------- ---------------------- ロッド・アンテナ ↑ | | I | I 0.125λ I | I I | I 同軸管(25Ω) I | I I | I I | I I | I I | I I | I I | I ↓ ← 1/2λ X 0.94 | | → ----------------------| ------------------- ロッド・アンテナ | | | | ^^^^^^^^ 50 → 12.5Ω | | トランス | | トランシーバへ
このアンテナはロッドアンテナを使用しているので、一番長いのは同軸管の所で
約750mmぐらいです。移動運用ハンドブックを見てもらえば解りますが・・。
これで、移動時の組み立てそして撤収が短時間でできます。持ち運びはロッドア
ンテナがチョット重いですが、それでもたいしたことはありません。
製作も楽で、一番の問題はロッドアンテナを手に入れることではないかな? と
思えました。最終調整をして、SWRも1.1〜1.2ぐらいになったので今度
移動で使用してみようと思っています。
ほるす(後藤 @ JR1NNL )